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2009年7月29日 (水)

おたよりを紹介しますのコーナー!

の 前に 今回はスイマセン・・イブニングのことです

減ページです も少しお待ちください

それに関連するのですが 背中に注射 というのを初体験しました 三本

2度としたくないです! 皆さまも座り作業はほどほどがよろしいかと

そして

もやしもん8巻発売されました ありがとうございます! ムトーです!

発売されて週末を超え たくさんのメールいただきました! 大体がお叱りのメールでした!

ひっ

その中でも一番代表的なのを抜粋させて頂くと

「もやしもん8限定版どこに行っても買えねえよ。尼も7も予約すらできねえまま完売だし。 転売屋をのさばらせる作者と講談社は恥を知れ。読者をバカにするのもいい加減にしろ。」

ひぃぃ そうなの? ごごごめん!

ちなみに尼とはアマゾンの事らしく 7ってのはセブンアンドワイですね

予約できなかったの?

そういえばネットでなく 本屋さんでも出来ないというメールもいただきました

転売屋に関しては・・しらないよ アマゾンさんとyahooさんの管轄でしょうそこは

そんなで

講談社へ行く用事があったので聞いてきました! 今回の8巻の限定版が欲しいと思ってくださっているのに手に入らない方がいることについて

講談社に到着して早速

「そちらにもメール着ましたか・・こちらにも山ほどお叱りのメールと電話がありました」との販売の部署の方からのお話

まず 発売日から月曜日までの販売部数のデータを見せていただきました

7/23日の発売日 の その前日22日に

既に数千札が売れていまして なんですか何故ですかこれは?と 聞いてみたところ 今回の限定版は書店に入荷した時点で店頭に並べるというスタイルだったらしいのです 

コミックス扱いと書籍扱いとか なんか僕にはよく分からないけどスタイルがあるらしく とにかくそういうことなのだそうです 

発売日前日22日から 東京から各方面に本を載せたトラックが出発したとして

到着した書店から順番に 限定版が書店に並べられていったとご理解ください

ネット書店さんも同様かと思います だから入荷数が確定していなかったので 予約ができない状態のまま発売日になってしまったのだと思われます

そして発売日当日から週明けで 限定版は95パーセント売れてしまったそうです

売れてしまった とかぼくが言うのはおかしな話で 本音は とても驚きつつ感謝の気持ちでいっぱいです

僕が見せていただいたデータでは全国書店さんに 月曜27日の時点で売れ残っている限定版の数は 講談社の販売部で確認している数としては 

手に入れたいと思って探してくださっている方には申し訳ないのですが 500冊弱です

編集部でストックしていた予備(不良品と取り換えるために数千は取り置きしているんです)も あわてて書店さんに回したため ほぼ無いそうです

お買い上げ頂いた皆様には心からありがとうございます 

お手にとれなかった皆様には 誠に申し訳ありません! 

担当編集からも言葉を預かってまいりました

「今回の限定版の発行部数に関しましては、私の判断ミスです。少なすぎました。もうしわけありません。」 

担当さんをかばうわけではありませんが 正直、限定版 特装版というのは 本当によく分かりません。

もやしもんに関しては、2巻で初版限定のシールをふろくにしたのから始まり

3巻特装版は表紙が違う

4巻特装版はフィギュア付き 

通常版より多く作った5巻特装版はオリゼーストラップ付き

6巻は受注生産版で オリゼーぬいぐるみ付き 

7巻はnanoブロック付きで これが今までで最多の8万個を作り いまだに買えますw

と 毎回いろんなことをやってきて 毎回いまいち部数の目論見が立てにくいということだというのが今回の顛末の正直なとこらしいです

要は8巻に関しては 絵本という 同じ出版物を抱き合わせることに ちょっとビビっちゃった というのが本音のところのようです

ほんとうに 探し回ってくださった皆様 申し訳ありませんでした

えと そこでです

「限定版商法」って そもそも何なのかな と

と 紐解くに

毎話掲載の雑誌(もやしもんで言うイブニングです)を買って作品をリアルタイムに追いかけてくださっている方への感謝 還元 発売日当日に書店に足を運んでいただきたいが為 というのがそもそものスタートらしいです 

だから 大体はその存在はコアなファンしか知らないものだったらしいですね

しかし 秋葉原文化が隆盛を誇り始めたあたりから 限定版も「余るくらい作る」というのが主流 とは言わないまでも生産個数が多くなってきていたようです

もやしもんも それに倣った というわけではないのですが(むしろそういう風潮は嫌いなのですが) 6巻の やたらかさばった受注生産版が 10万近い受注いただいたので それを見こして7巻を多く作ってみたら未だ潤沢に市場にお目見えしたりして 毎回が予想と希望の戦いなんですね

今回は 正直に申し上げれば35000部です

結果としては 少なすぎたとのことでした

もう何も申せません なめてました!すいませんでした!

そして これも嫌なご報告なのですが 

いただいたメールの中から「再販 もしくは第2版はあるのか」とのご質問ですが 販売部 担当編集からのまた聞きになりますが

もやしもんの限定 特装に関しては いままでも これからも 初版のみ 再販は無い とのことでした

ごめんなさい!

おらにはどうしようもありません すみません!

 とはいえ

限定版を欲しいと思ってくださって 書店をめぐってくださった方もたくさんいらっしゃることは こちらにいただいたメール 講談社への問い合わせの多さ 書店さんからのご意見などで 理解しているつもりです

この中から せめてもの案を提示させていただきます

090621_20390001 絵本 に関しては 8月以降発売の「えほん もやしもん」の場で みんなで考えてなんとかします

そして 「絵本はちびっこたちに読ませてやれ そんなことより特装版はムトーが表紙らしいなこのやろう みせろ」 という方 

すいません おら 原稿渡してしまって手元にないんです・・

ということで 手元に残ってた カバー外したとこの絵です 上が特装版

090623_08500001_2

表紙の絵に関しては 限定版の絵は3巻から8まで見たことないが 見てみたいぞ ついでにイブニングで表紙になったものも見せろ という方もありがたくもいらっしゃるので 本としての再販は無理としても 何らかの形でお目にかけれればと思っておりますです

だらだらうだうだと言い訳ばかりですみません

ここからは少しメールへのお返事です

頂いたメールの中で 8巻本編ラストのページひとつめのコマ 

蛍の前髪が真っ黒なことにつきまして「ツヤベタ書き忘れっスか?」「手抜きですよね?w」(本文ママ)とのご指摘をいただきましたが

ツヤベタという用語を僕はこのメールをいただいて初めて検索して知りました 髪の毛のつやをシャッシャッとペンで書いたり 修正液使ってやる作業なのですね ぼくはサジペンでシャッシャッとやる派です

あのさー 

「ツヤベタ書き忘れっスか?」の方 専門用語使うくらいだから少しは詳しい方なのでしょうけど ぼくはツヤベタを忘れる漫画家なんか見たことないけどあなたの周りにはいるのかい?

あそこはね それぞれが微妙なリアクションを取っているというコマですが セリフもないし最終ページで下のコマのほうが目が行きやすいので 上のコマを流されにくいように アイキャッチを必要としててね 美里川浜の菌っぽい顔だけではなく 真黒な前髪のせいで目が行くことで ほかのみんなの微妙に変な部分も見てもらって・・

とかいちいち説明したほうがいいのかい?

おら いやだよう ボケを説明する面白くない人みたいだよう

あっ 要は伝わりにくかったということよね おらスベったのね? くああ

精進します・・

ただ なんか 漫画家の末席にいる者の矜持として こういう質問されると反発したくなってしまって

うあああああああ うそ

うそうそ そんなのどうでもいいの ごめんねごめんね

とにかく今回の8巻でご迷惑をおかけした皆様 申し訳ありませんでした

お買い上げいただいたかた ありがとうございます!!

ああああっ

そんなこんなでおら 今日誕生日だ! イエーイ 今日は1日仕事場で原稿だぜーー うわーーーーん

おわり

090622_00540001 写真はデザイン事務所「アーテン」さんで 絵本を作るチームもやしもん です

このひとが担当さん 僕が絵を描いている間は暇です

奥にいるのが y上さん もやしもんの表紙や ありとあらゆるデザインを担当してくださっています

2009年7月13日 (月)

パッソプチプチ プチムートン

勢いでかくので 削除するかもしれません ごめんよ

漫画家なんて儲かりません(あたくし比) 

とか 日頃講演とかにお呼ばれするたびにコソッと申し上げておりますが 1ミリも1ナノも謙遜ではありません 漫画家が儲かるなんて幻想です偉い人には以下略 

そしていつしか趣味はと聞かれると「納税」と 答えるほどに 資料以外にお金を使わない日々を過ごしてしまっていて いつのまにやら趣味もなくなっていきまして

ビリヤードとゴルフが好きだった あの頃は遠い日 はぁ・・

とかやっていてはいけないと たまにお金を使おうと思うのですが いかんせん時間がない 旅行はできませんし 車とか興味はないし 金使うのがとにかく性に合わない

だって つい4年ほど前まで バイトしながら漫画描いていたんだもの そんなにやることなんて変わりませんよ

そんなやつが 珍しく贅沢なことをしたお話です 今回は

ええと

最近は 歴史好きおたく女性とか ハイボールとかが流行っているとか いとも簡単にテレビが流行を作ってれるので むやみにウイスキー飲みながら歴史トークなんてしようものなら 謎のカテゴライズされてしまうのが たまらなく嫌です

テレビでくらたまさんが「最近の草食系は・・」って言っておられましたが あなたは意地でも「ダメんず」と言い続けてほしい!というのは僕のわがままです!

そんなこんなで「萌え系武将ってなによ」 とかクダをまいてみても仕方ない なるべくそういうのにかかわらずに過ごす努力をしなくてはなりません

とはいえ 外に出て酒を飲むことなんて トンとなくなってしまい 今は仕事場で軽く飲むだけになりまして それもまあいいのですが いや いいのです 

て事で ようし おじさん今月誕生日だし もやしもんも8巻出るし 奮発してワインでも買うか

と インターネットでワインを買うことにしましたのです

何を買おうかなあと つらつら悩むに 数年前 地元の泡盛バーで深夜の3時当たりに

その場に居合わせたベロンベロンのカウンター客みんなで割り勘で マスター愛蔵のプチムートンを買い上げて飲もう ということになり 飲んだのです 悪ふざけで

しかしそのプチムートン2002 やたらうまくて みんな酔っぱらっていたはずが絶句

今思うとあれが僕の中のワインに対する感覚の転機の一つだったのかもしれません

だからプチムートンだっ! と楽天市場検索

シャトームートン・ロートシルト ボルドー五大シャトーのひとつ ラフィットとともにロスチャイルド財閥の生む堅物王様ワイン

そのお手軽版 とはいえ1万円ちょいするプチムートン 素敵・・

で みつけたワインショップのページにも 当然看板であるシャトームートンから紹介されているのですが その紹介がちょっと妙

「ドラマ ○の雫 第8話 で紹介された シャトームートン・ロートシルト74です!」

ははーん

そもそも74年のワインというのは まれに見る最悪の出来栄えらしく そうそうお目にかかることがありません(このあたり ぼくはブルゴーニュ派なので ボルドーは違うかもしれませんが 74は酒屋で見かけることも経験上めったにありませんでした あっても激安) なんでそんなこと知っているのかといえば ぼくが74年生まれだからです

高校卒業したとたん 女子大生ブームが終わり 女子高生ブームが始まり

大学の年齢のころにバブルがはじけ就職氷河期が始まり

就職したら不景気が始まった

とってもさえない年代です 

ちなみに僕は郵便局に合格していたのに行かずに引き籠っていたから就職活動とは無縁    花婿修行中満開でした うわあかっこわるい!

そんな年にできた歴史上まれにみる不作のワインをお勧めする理由が 「ドラマに登場した」から?

そもそもで言えば ここは漫画家として言わせて頂くと そもそも「神の○」は漫画であり ドラマがどうのより漫画で紹介されてこその云々 とかはまあ置いておいて

シャトームートン・ロートシルトを「ドラマに出たワインです」って言う売り方して ワインショップ的にはいいのか? というのが率直な感想なわけです

亀梨くんがカッコよかったから 自分もワイン試してみよう!って方が よくわからないけど初めて飲むワインはあのドラマに出てたのにしたいな ええっと

で シャトームートン・ロートシルトの74年を買うの? you買っちゃうの?

やーめーとーきーなーよー

と 思いました!っと

なんか いろんなものが去来したので プチムートンだだだっと ついで74ムートンも買っちゃいました

ははははははははは

って あああああっ

いままで探しても あまり良い74年ものが見つからなかったのに 探す手間もなくあっさりとネットなんかで見つかってしまったというのは これって

ありがとう亀梨くん!

ありがとう 神の雫!

いいよ!キャッチーだよワインショップさん!

ところで漫画「神の雫」では(ドラマになった途端 漫画のことを 「原作版」とか「漫画版」 とか言うやつがいますが 嫌い 隠し砦の三悪人がリメイクされたからって「黒澤版」とか言わないもんね というかしたっけ? リメイク)ムートン74って出たんですかね?

出てないだろうなと思います いろんな勝手な憶測で  

とかなんとかで

なんだかんだで全部で7万円でした PS3買えたなあ・・・

youこれ一人で飲むの??

090710_20320001   

2009年7月 1日 (水)

総括 というより思い出?

去年の秋

07014 ヨーロッパ13日目 

僕と担当さんの「ビールって何?」の旅も最終日

3カ国目となるベルギーの田舎を南へ南へと車で進みました

そしてたどり着いた立派な建物

ひとけも 通る車もまばらな山あいに突如現れたそれは修道院でした

07012 とても広大な敷地で たくさんの建物があり 管理の行きとどいた庭園にはたくさんの花が咲いていて それはそれは素敵な感じ

 裏手へと続く道を進む中 朝から心配だった雨がしとしと降りだし始めたとき 僕らの目の前の光景も一変しました

美しい修道院と同じ色の建物の廃屋 

いいえ 廃れたものではありません

その地方独特の砂岩が風化で色を濃くしたのではなく 明らかに焼打ちにあったであろうその建物は かつての修道院

フランス革命のときに 革命軍の襲撃を受けたのだそうです

07011 それもまた立派な建物で すこし中世ヨーロッパをかじった僕は そこが礼拝堂 ここは回廊の中庭と なんとなく昔の姿を頭の中で想像しつつ散策しました 

降り出した雨が 芝生と森にサーッと静かな音で落ちていて ほかに物音がなく なんとなく ドビュッシーの「沈める寺」でもかけたら似合う絵だなあとかおもいつつ

人が作ったもの 伝えるべきものも 壊すのは人なのかもしれない とか

柄にもなくおセンチになるには とてもよい風景だったです

担当さんとも別行動でうろつく事として お互い気ままに散策 というかクリスチャンの担当さんには別の思いが去来していたのかもしれません

で 一人でうろうろしていたら そんな廃墟となった旧修道院の中に 突然鮮やかなブルーが登場します

07013湧水でした 囲って水場にされてあり そこでここの人らしき方がコップを洗っておられました

あんまりにもきれいだったんで 写真を撮っていたら そのおじさんが洗っている手を止め コップを一つ 水場の淵においてほかのコップとともに一歩下がってくださいました

お礼を言いつつ その修道院が長年作り続けたビールのロゴが入ったその 大根足の美しいビールグラスをとりました

07010 おそらくこの澄みまくった美しい湧水を使って作られているのであろう

トラピストビール 「オルヴァル」

その美しくも歴史を感じさせる美しい紺色のロゴを見つつか おじさんと別れて車に戻る道すがらかに

「でも 守り伝えるのも 人の手だヨネー」とか もう一回おセンチかましてみまして

次の日には僕たちは帰国の途につきました

そんなこんなで

先日 今回のビール編のしめくくりに 僕と担当さんは最後の取材をしてきました

そこは日本の地ビール蔵 ですが 人もいなく蒸気をあげて回転するはずの煙突も 静か

かつてはたくさんの人が働いていたであろう蔵のまわりにも雑草が生え ドアは固く閉じられていました 

多くの歴史がビールを支え こんな東洋までビールはやってきてさらに受け継がれています 閉じたとはいえこの地ビール蔵もまたビールの歴史の一つ

そんな感じで担当さんと帰路につきました

本日深夜 もやしもん8巻に関するすべての作業をよーーーうやく終えました

僕たちの旅の締めくくりは ちょっとだけ物悲しい感じになりましたが(担当さんは痛風になったしネ) もやしもんのほうは たのしくなっていればなあと思いつつ

さあ 純潔のマリアを書き終えたら もやしもんも新章です

ちょっと体調などの復活を図りつつやっていますので 少しお待ちいただくことになってしまうかもしれません

そこは気長に のんびりお待ちいただければ幸いです

2週間に一度 5分もあれば読み終わるたった16ページの漫画ですが その5分を無駄じゃなかったと思っていただけるよう これからもがんばってまいります!!

ではまた もやしもん99話で~

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