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2008年4月29日 (火)

リボーン

4月の前半は大変でして、

編集さんと打ち合わせしていたときに「何曜日までには原稿が欲しい」 「何曜日には上がりますよ」 とか曜日で話ししていたら、僕が一週間勘違いしていて気付いたときには4日後には完成していないといけない状態なのに16ページ一切ペンが入っていない下書き状態と言う状態で、とても大変な思いをしました。 って自分が悪いのですが・・

で なんとか原稿をあげたと思ったら、次の日には次号分のネーム(下書きの前の段階で、ストーリーがコマ割りされて台詞が入っているという、下書きの下書きみたいなものです。これを見て編集さんはGOかボツか判断します)があらかた出来ていないと間に合わないってな日程で、何故なのと思ったら締め切りが前倒しという季節の風物詩「GW進行」なわけです 

それがようやく今日書き終わりまして一息ついたのですが、そんなテンポで絵を描き続けてたからなんかテンションがおかしくて寝付けないもんで、これはまったく新しいストーリー考えながら絵でも書こうとオリジナルな絵を描いて遊ぶことにしました。 で 気付けば7時間遊んで至る現在です。

その完全オリジナル絵です

Ribon_2

これはですね 日本を舞台にした物語で、敵のジュラルミン大公領(日本)の中の隠し砦に潜む真壁六郎太という侍とサファイア(日本)と言う男装の姫君が、一旗あげようと戦に出た農民の力を借りて生まれ故郷のシルバーランド(日本)を目指すと言う全く完全オリジナルのストーリーです

宝塚の要素を入れようかな。それなら物語の中に踊りを取り入れるとか、でも和風の劇なので祭りとかかな? あっ 火祭りとかどうだろう なぜかドンドンわきあがるオリジナルなアイデアもう止まりません。タイトルは「リボンのラストプリンセス」といこうかしら。うおおおおすげーいいじゃないのよ!!

・・・・ぼくもいい大人なんです。

怒られるのはやなわけですよ。あまりにも直接的に物事を言ったり書いたりして角を立てるような真似は一切したくないのです。

ええ手塚治虫先生の「リボンの騎士」のサファイアと黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」の田平、又七コンビですよ。

どういう意図でこの組み合わせかなんてわかりません。好きなキャラクターなんですかいてみたかったんです同人活動です仕事終わりの高いテンションのまま書いたものです。 何か意図がある組み合わせでは毛頭ありませんよちょっとやめてよ憶測なんて。

あえてこじつけて、無理にでも後付けでもいいから言えというなら昨今の大御所作品のリメイクと言う、とてつもなく勇気の必要な作業に立ち向かう人たちへのリスペクトなんです! そしてオマージュです! パクリではなくサンプリングですよ!手法です!

はぁ はぁ

文でつらつらしゃらくさいこと書くより絵にしてみたんです。なんとなくスッキリしました

とはいえ隠し砦リボーンはまだ見ていないので、映画館で見させていただこうと思います。それまでは 完全に支持であります!

2008年4月 3日 (木)

男ってわからずや!!(「無謀キャプテン」より)

アニメやってた去年当たりは とても精神的に不安定で だって以下略

それでも漫画に影響が出ないようにとマリーかいては抗鬱剤みたいなもの服用 の毎日 とうとうタガが外れて見た目にも危なっかしいと思われてしまったのか 担当さんが原稿なんかやめてしまえとばかりに一日中東京を連れ回してくれました

昼はセレクトショップをうろうろして 九段会館のビヤホールでだらだらして 新宿に移ってこじゃれたオトナな男のバーに行ったりしてたんだけど なんか全体的に僕は上の空で 気付いたら新宿の道端で号泣して担当さんが珍しくオロオロするという・・・要はかんぜんにコントロールが効かなくなっていた訳ですよ

そんなときは突き抜けるほどの元気が欲しい!不必要なまでに暑苦しいものってないのか!ないよね・・・そんな都合のいいもの

ああああっっっっっ!

島本和彦がある!

でも本なんて・・漫画に疲れているのに人の漫画読んでも辛くなるのでは・・そのうち元気が出たらでいいんじゃないかな・・・とマイナス思考の自分のまま本屋で島本さんの本を手に取る 裏表紙を見るとそこにあった言葉

「いつでも買えると思っているなら 今買え!!」(アニメ店長1巻)

ということで 近所の本屋さんにある島本さんの作品を買いあさって読み倒す日々

燃えよペン 逆境ナイン アニメ店長 卓球社長 吼えろペン ゲキトウなどなどなど・・・

うおおおおおおおおおおおお!!!!!

ようやく復活して漫画作業に戻りました

ってなことの細かい事はさっぴいた話を年末に受けた「ぱふ」さんの取材で答えたところ それを島本さんがご覧になったという ひぃぃぃ

そして小学館さんからメールが来ました 「島本さんから君に届け物だ!」

おそるおそると小学館さんへ 昔から講談社しか知らないので神保町の出版社乱立地帯は僕にとっては九龍城 小学館と集英社と岩波書店の間でいつでも出動可能にスタンバってるバイク便部隊を横目に小学館へ

サンデーGX編集部でいただいたそれは島本さんのおそらく私蔵であろう 「無謀キャプテン(現在絶版 だったはず)」しかも熱いサインつき

うわああ と なにかがCa320224Ca320223 報われて溶けていく様な幸せ感 ぼくは島本和彦と同じ世界にいたんだという改めての驚きと引き締まる感じ

ありがとうございます島本さん!!!

いろいろと大人な事情はあるかと思いますが イブニングの読者さんも今でも不屈闘志を待ってます  のでので「ゲキトウ」の再開の日までもやしもんはイブニングでお待ちしています!!! なんならイブニングじゃなくても・・・なんて僕なんかが言えやしないこれまた大人な世界 うふふふ 

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